2133はサクサクになるのか!?

【サブノート復帰計画】

非力なCPUに重いVistaを積んだ2133を快適に使うには、あれやこれやと工夫してあげる必要があるわけです。
で、なにをしたのかを、つらつら並べてみましょう。

・その1。スタートアップの整理
スタートアップに、Bluetoothのユーティリティがあったので削除。上位機種には、Bluetoothついてるみたいだけど、ウチの2133にはなかったし。
その代わりといってはなんだけど、バッテリーの残量を教えてくれるMoonlight Battery Meterをスタートアップに登録。
ま、常にバッテリー残量をチェックしてるわけだから、ストイックに軽快化するなら外すべきなんだろうけど、これは見た目がかわいいから免除。

・その2。視覚効果のキャンセル
Vistaは、ウィンドウの枠が半透明になったり、あれやこれやをアニメーションっぽく表現したり、といった視覚効果を使うようになっている。これらはなくても問題ないし、マシンパワーを無駄に使うだけだから、潔くオフ。ただし、フォントの縁を滑らかにする設定だけば、そのままに。一度オフにしたんだけど、ほとんど文字が読めなくなってしまったんで、すぐに元に戻した。

・その3。ReadyBoostの利用
Vistaには、「ReadyBoost」という機能が用意されている。普段はHDDを使っている仮想メモリーを、メモリーカードに避けることで、高速化しようという機能です。
ということで、本体とほぼ同時に8GBのSDカードを買ってセットし、そこにReadyBoostを設定してます。

・その4。SlateDiskの使用
2133には、「ExpressCardスロット」というのがついておりまして。そこにoczの「フラッシュSlate 8G」をセットしました。
これを簡易SSDとして使おう、というわけです。
まず、仮想メモリはHDDをなしにして、このSlateディスクだけにします。
ブラウザなどのキャッシュもこちらに設定。
アプリをインストールするのも、このディスクです。

以上で、劇的に速くなる……ハズでしたが。
速くなってなくはないんですけれども。
「イライラする!」から、「まぁ、しょうがないか」程度になったくらいかな?
特に期待外れだったのが、SlateDisk。
メモリを使うんだから、なんぼなんでもHDDよりは速いだろう……と思っておったのですよ。
調べてみたら、HDDとほぼ同等か、ヘタをするとHDDより遅かったり……という代物だそうで。
ま、HDDへアクセスするカリカリ音が減るだけでも、気分的にはプラスなんですけどね。

劇的……とまではいかなくとも、まぁ、許容範囲まで2133ですが、どうにもならないのが、起動時間です。ちなみに、0から起動するのも、休止状態から復帰するのも、時間的には大差なかったりするのですが……。
購入した当初は、その1~2分が、どうにも耐えられないものとして認識されていたわけです。特に、外に持ちだしたときは、すぐにでも使いたいわけで、たかが1~2分されども1~2分、といったところでしょうか。
でも、いまは時代が違います。
2133を広げて、使える状態になるまで、スマホでTwitterでも眺めてれば、それくらいの時間はすぐに経ってしまうわけです。
しかも、そのスマホをテザリングすれば、外でも2133でネットが使えるわけで。
サブノートを寝かしている間に、待ち時間を気にしなくて済む時代になってたのですねー。

とまぁ、無事に動くようにはなったわけですが、せっかくだから、使い道を増やしてみよう……ということで、次回に続きます。

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