気になるKindle無料本 12/30

◆Entre la poire et le fromage 洋ナシとチーズの間: パリ滞在エッセイ/折川朋子

オシャレなタイトルが気になるっ!

◆石畳の坂道: 女性が語る出会い・別れ・再起の15編/牧野功

「女性が語る」ってタイトルなのに、著者は男性!? 気になる~。

◆わんこの「あるある!」慣用句かるた/犬の「あるある」研究会

わんこのあるある!? 気になるぅ。

◆クラフト缶ビールの世界/三代目悪人

どんなクラフトビールがあるのかきになるっっっ。

◆My Lovers: 恋のうた/Keitty Thea

猫の気持ちかぁ。ちょっと気になる。

◆これだけ!16ステップの文章教室/omimi

4回目の無料キャンペーンで、どれだけダウンロードされるものやら気になりますです。。。

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【水泳日記】泳ぎ納め

お昼からさくっと。

○108
・IM+ 108×1

泳ぎ納めということで、毎年恒例の108m。
隣のレーンでは、50m×108本やってたけど(笑)
25m×108本のプランもあったけど、さすがに無理。
にしても、みんな速かったなー。
ちょっとだけ、隣のレーンで同時スタートしてみたけど、まったく追いつけそうになかったもん。
しかも、108本も泳ぐのだから、相当ゆっくりのはずなのにね。

Fr。
泳いでる時に、指先の方向を修正したら、胴体がふらついた。
んー、キャッチの力に胴体が負けるとは…。
それだけ力強いキャッチができてるのかと、感無量だったりもして。

さて、今年の総括。
自分で言うのもなんだけど、かなり「泳げる」ようになってきたかな、と。
理想の98%くらいにはきてるんじゃないかと。
まだまだ修正したいところはあるんだけどね。
ホントに、大きく気持ちよく泳げるようになったなぁ、と。
目標の2個メ3分40秒には、まだもうちょっと差があるんで、スピードが来年の課題かな。
少し調子に乗ってきてる部分はあるので、気を引き締めて。
それと……来年こそは、水泳本、出さないとね(笑)

柚子湯の季節(5)

 翌朝起きてみると、当然のことながら、母の姿はなかった。
 その代わりに、ダイニングの上に一通の手紙が置いてあった。コンビニで売ってる、味もそっけもない白封筒。
 わたしはそれを開けなかった。
 読んでしまったら、母を許してしまうことが、わかっていたから。だから中身を読むのは、もうちょっと冷静になってからにしようと思う。
 封筒をレターケースにしまうと、わたしは大きくノビをした。
 ほのかに、柚子の香りがした。
 今朝、長い時間パスタブに使っていたせいだ。
 早くバスタブのお湯を入れ替えて、この匂いを取らなきゃと思って浴室に向かい……わたしは足を止める。今日一日くらいは、柚子の香りを楽しむのも悪くない。
 あたしになればきっと、母はわたしの中で「忘れ去られた存在」になる。いままでそうしてきたように、きれいさっぱり、存在を消してやる。
 自分の勝手で「赤の他人」になったのだから、忘れる――存在を消すのが、お互いのしあわせのためだ。だから、明日からまた、わたしは母を忘れる努力をする。
 でも、今日くらいは、せめて。
 この柚子の香りが、彼女の存在証明となるのなら……。

Fin.

柚子湯の季節(4)

 自宅に帰ったときから、イヤな感じはしていた。
 深夜四時。
 いつものように仕事から帰ってくると、部屋の電気は消えていた。母は寝ているらしい。最近のクセで、リビングからキッチンをひと通り見て回る。亮はここに入れないように言ってあったし、母も「大丈夫。絶対入れない」と言ってはいたが、たびたび入っている形跡は残っていた。ゴミ箱の中を見れば、吸殻だとか昼食のカップラーメンの容器だのが捨ててあるのだから、誰がどう見ても、何度か亮をウチに上げているのは明らかだった。
 今日は、そうした痕跡がひとつもなかった。――たぶん、亮は二度とここの敷居をまたぐことはないだろう。わたしはそう、確信していた。
 自室に戻って、ウォークインクローゼットにスーツをかけて、下着姿のまま浴室に向かって……ようやく、違和感の原因がはっきりした。
 浴室のドアを開けた途端、漂ってくるチープな匂い。
 原因は、湯船だった。湯船の中身が、黄色くなっていた。
 今日はお気に入りの、ローズ・バスオイルにしようと決めていたのに!
 いまからお湯を入れ替えようかとも思ったが、そんな元気もなく、そのまま入ることにした。いかにも合成着色料な色と、不自然に濃い柚子の香り……。
 母の仕業に、違いなかった。それにしても、いままで入浴剤なんて使っていなかったのに。
「なんで今日に限って……」
 と言いかけて、ふと気付く。
 そうか、今日は冬至か。冬至には柚子湯とは言うけれど、それが市販の入浴剤じゃあ、興ざめた。
 ヘンな色気を出して「母親らしいこと」をしようと思ったのだろうけど、逆効果だっていうことになんで気付いてくれないんだろう。なんかこのまま居座られたらどうしよう……。
 そんなことを考えていたら、脱衣所のあたりで物音がした。
「すずちゃん、ちょっといい?」
 母だった。
「……なに?」
 バスタブにつかったまま、わたしは聞いた。
「今日、新しいアパートの手続きしてきたから……明日からそっちに移ります。突然押しかけて、いろいろ迷惑かけちゃったけど、ごめんね」
 そこまで一気に言うと、母はしばらく黙っていた。
 わたしがなにか言うのを待っているのかと思った。といっても、一方的に押しかけられたのはわたしの方で、「こちらこそお世話になりました」とか「今日でお別れなんて、寂しいです」とか、当たり障りのないことを言うつもりはない。しかし、「やっと出て行く気になったのね」とか「こどもに迷惑かけっぱなしなんて、母親失格ね」とか、皮肉を言う気分でもない。
 さて、どうしたもんかとしばし思案していると、
「それで、あの……」
 おずおずと、母が話し出した。「ここ二日、亮ちゃんと連絡取れないんだけど……すずちゃん、なにか知らない?」
 ……アンタが聞きたかったのは、そっちの方か!
 なんだか、怒りを通り越して、あきれてしまった。
 結局この人は「オトコ」を中心に回っているんだ。それをはっきりの認識した瞬間だった。
 しかし、「アイツはわたしに乗り換えようとして、フラれんたで消えた」と本当のことほ言う気にもなれず、
「たぶん、戻ってこないと思うけど」
 とだけ、わたしは言った。それ以上なにか聞かれたらどうしようかとも思ったが、
「そう、わかった」
 とだけ、母は言った。半ば覚悟していたかのようだった。
「ねぇ」
 わたしは言った。「いつもこんな感じなの?」
「――うん」
 たっぷり間をとったあと、母が答えた。「今度こそはと、いつも思うんだけどね。どうしても、うまくいかないのよ」
 素直に言いたかった。
 あなたは騙されてるんだと。
 ののしってやりたかった。
 いい年して、少しは学習しろと。
 でも、言えなかった。
 それがこの人の生き方だと思えたから。
 誰かに尽くすこと……そのことが、彼女にとっての「自分の存在証明」なのだから。
 最後まで父の面倒をみたわたしだから、その気持ちはよくわかる。
 ずいぶん前から、「そんな父親は施設に入れてしまえ」と周囲の人に言われ続けていた。そうする権利があると、自分自身もわかっていた。だのに、最後まで父の面倒を見てしまった。どうしてそんなことをしたのか、自分でもわかっていなかったけど、こうして母と会って、ようやく納得できた気がする。そうすることで、自分が自分であることを、確認していたのだ。
 そのときはじめて、理解した。まぎれもなく、わたしはこの人の娘なのだ、と。

大掃除ちぅ。

えー。ちょうど大掃除をしているところなのですが。
ワックスが乾くまで、ちょっと時間があるので更新。

我が家の大掃除、20日からはじまってまして。
だってさー、嫁が「26日(つまり今日)までにやれ」って、うるさいんだもん。
年内に1冊、電書出すつもりだったけど、それをあきらめて、少しずつ大掃除を進めていたのですが、いよいよ残るは床だけになりました。
で、その床ですが。
いままでは、「フローリングマジックリン」を使うだけで済ませていたのを見抜いていたのか、
「今年はキチンとやれ」
と厳命されまして。
しょーがないので、きっちりやっているわけです。

掃除機でさーっとゴミをとったあと、スチームクリーナーでしっかり汚れを落とします。
ちなみにうちのスチームクリーナーは、中国製の安物なので床専用。
がんばって、ケルヒャーのやつ買っておけばよかったかな……という気がしなくもないですが、それはそれで、掃除できる場所が増えて、仕事も増えてしまったりもするので、よしとします。
安物でも、ちゃんとスチーム出るから、しっかり落ちるんですよねー。
で。
スチームクリーナーの掃除跡がかわいたら、いよいよワックスの登場。
今回は、リンレイの「フローリング専用ワックス」を使いました。
床に少しずつワックスをかけながら、ポリッシャーでのばしていきます。
そう、ウチにはポリッシャーがあるのです!
家庭用の、安いやつですけどね。
安物だけど、ポリッシャーはポリッシャーだから、まんべんなく伸びるし、いいですよー。
リンレイの「フローリング専用ワックス」を使うの、はじめてなんですけど、これいいですね!
伸びがいいからムラになりにくいし、なにより乾きが早い!
しかも、「しっかり樹脂でコーティングされている感」がある!
匂いが独特なので、これは好みがわかれるところかも。
深く考えずに、ぱっと買ってしまったけど、これはアタリだったなー♪