【A-Class推し!】NOKIAN SEASONPROOFインプレ

今年に入ってから、妙にクルマの動きが重く感じまして。
タイヤの空気圧減ってるのかなぁ…と思ってチェックしても正常値。
空気圧は正常だったのですが、よーく見てみると、小さいひびが入り始めてる!
ま、「いますぐ交換しなきゃいけない」ってほどの危険度じゃないけど、早めに交換することを視野に入れておこうか……なんて思ったところで、3月末に軽井沢に行くことになりまして。

軽井沢といえば、去年も同じような時期に行って、ヒヤヒヤした思い出が。
出かける数日前、がっつり雪が降ったのですよ。結局、公道なら問題ないことが確認できたので、ノーマル(サマー)タイヤで行ったのですが、多少でも残ってたり、旅行中ちょっとでも降ったりしたら、危険度が爆あがりするところでした。
なので、旅行に行く前に交換してしまおうと思ったのです。

んで、今回購入したのが、NOKIANのSEASONPROOF。

はじめてのオールシーズンタイヤ!
「次のタイヤはオールシーズンタイヤにしよう」と決めていて、ひそかに情報収集していたのでした。
候補は、NOKIAN SEASONPROOFのほか、GOODYEAR VECTOR 4SEASONS、Michelin CROSSCLIMATE2、YOKOHAMA BluEarth-4S AW21といったあたり。Dunlopも出してるけど、Dunlopとは相性が悪いのでパス(笑)
それぞれの特徴は、タイヤアカデミー(相広タイヤ商会)さんの動画を見ていただくのが早いかと。

NOKIAN SEASONPROOFを選んだひとつ目のポイントは、縦溝がしっかり入ってること。
オールシーズンタイヤって、雪道性能にまず目がいってしまうのですが、99%はサマータイヤとしての使用なわけで、まず「サマータイヤとしての使用感」を重視しようと思ったのです。縦溝があれば、直進安定性高そうだし。
それから、「NOKIAN」という珍しさ(笑)
北欧(フィンランド)のメーカーなので、なんとなく氷雪性能も高めなんじゃないかと期待。
価格もほかのオールシーズンよりお安め…ではあるけど、1本あたり1~2千円程度なので、そんなに大きなポイントではないかな。

とゆーことで、近所の矢東タイヤさんに注文して、交換してもらいました。

交換して走り出した第一印象。乗り心地がいい!
いい感じのコンフォートタイヤだなぁ…と思ったら、グリップ感もイイ!
オンザレール感覚というか、狙った通りにピタッと橋知ってくれる感じ。純正のトランザもこんな感じだったなぁ。
その分、ハンドルにはちゃんとした手応えがあるんで、「手の平でクルクル回したい」って人には向いてないかも。
あと、いつもと同じように走っていたら、少しエンジン音が大きくなりまして。停車時のブレーキングも、最後ちょっと足りなくなる感じ。
縦方向のグリップ力は弱め…というか、エコタイヤ的というか。だけど、横方向はしっかりしてるのよ。それまで履いてたPROXES Sportより、スポーツ感あるんだもん。
高速でも、期待した通り安定感バツグン。路面のつなぎ目もしっかりいなしてくれて、ショックがまろやかに。
パターンノイズも気にならなかったなぁ。エンジン音が大きめになったからかき消された可能性もあるけど。
燃費も、「中身はエコタイヤ」だからか、1割ほど向上。

さて。気になる雪道性能ですが…幸いなことにまだ雪では走ってないけど、↓の動画を見る限り、「激安のスタッドレスくらい」と期待していーかも。

サマータイヤとして見ると、乗り心地が良くて、グリップ感があって、でも燃費がいい…と、「こういうのが欲しかった!」と素直に思えるタイヤ。さらにオールシーズンタイヤだから、多少雪が降っても大丈夫、と。
「Aクラスで開発したんじゃないの?」と思ってしまったほどのジャストフィット。

タイヤに求めるものは、人によって違うでしょう。1千万超えるような高級セダンに乗ってる人なら、無音に近い静粛性だし、サーキットもOKなスポーツ性能が欲しい人もいるし、「なにがなんでも1本1万以下」な人も。
でも、そういう極端な人以外は、「サマータイヤとしてSEASONPROOF」はアリなんじゃないかなぁ。

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