【デジものCMぷち批評】 ちょっと……やりすぎ?

【デジものCMぷち批評】
ちょっと……やりすぎ?

 LEDは長持ちする……それを広告するにはどうすればいいのでしょう。東芝は、それを「ある家族の10年を描く」ことで伝えようとしました。
 2年前、ある男性が、独身時代から結婚して、こどもも生まれて……という10年間の様子を、窓の外から影絵として写しだしました。たしかこれは、広告大賞を取ったはずです。確かに、それだけ生活が変わったのに、電球は替えてない……というのは、インパクトがありました。
 で、今回、そのCMがリニューアルして登場です。今回の主役は、とあるサラリーマンの玄関にあるLED電球です。しかしこれがね……。
 その家、「磯野家か」ってツッコミたくなるような、日本家屋。で、CMの途中で、予想したとおりのオチになるわけですが……。
 それにしても、このサラリーマンの変貌です。
 どう見ても、30年以上経ってるって!
 それに、描かれている風景が、どう見ても昭和。その時代に、LEDなかったでしょ!
 LEDだけタイムスリップしたあげく、電球だけ光速で移動してるんじゃないかと思うくらいの時間経過。
「LEDはスゴい」というよりも、そんな違和感ばかりに目がいってしまいました。
 シリーズ化するなら、前回のやつで別バージョンにすればよかったのに。女性編、こども編、会社編、などなど。
 もったいないなぁ。

※このシリーズは…「パソコン批評」で連載していた「パソコンCM批評」という連載を、ブログに引き継いだ「パソコンCMぷち批評」をリニューアルしたものです。

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