フタを開けてみれば…

ここ数年来の、我が家の悩みが「換気扇」でありまして。
我が家には、「24時間換気システム」というのが設置されています。お風呂の換気扇を、ゆるーく24時間回し続ける機能です。で、これが脱衣洗面所とトイレにつながってまして、どちらも同時に換気できるという仕組みなのです。
このうち、トイレの方の換気ができてないことに気づいてから数年。電気関連だとめんどくさいなぁ……と思いながら放置していましたところ、最近嫁がくどくど言うようになりまして。しぶしぶ、重い腰を上げたわけです。

まず、ユニットバスの天井裏を覗きます。天井部分に外せる部分があるので、そこから天井裏の様子をみたわけですね。
仕組みとしては、ユニットバスの天井に、乾燥機の付き換気扇があって、そこに脱衣洗面所とトイレからのダクト(管)がつながっている……という状況の様子。つまり、電気的にはお風呂の換気扇のみ、ということになります。で、お風呂の換気はできているし、脱衣洗面所の方からは、ちゃんと空気を吸った跡があります。
となると、トレイにつながっているダクトのどこかで、なにかが詰まっている……と推測したわけです。
念のため、換気扇を観察すると、なんとなくフタが外せそうだったので、思い切って外してみました。換気扇のファンがかなり汚れているので、それを掃除したいのもありましたし。
ファンを外したら、トイレのダクトにつながる部分があり、そこになにか詰まってるんだろう……というのが、わたしの予想です。
ほこりか、誰かが忘れた軍手とか――あるいは、ゴキブリとかネズミとか。なんか状況的に、後半のやつっぽいので、尻込みしていたのですが……またぐちぐち言われるのもなんなので、えいやと、換気扇のフタを外してみました。
で、フタは外れたのですが……肝心のファンが外せそうにありません。
台所の換気扇は、簡単にファンが外せて洗えるようになっていたので、同じだろうと考えていたのです。ところが、お風呂の換気扇は、ファンが掃除できない構造になってました。もうちょっと、あれこれ外せばなんとかなりそうなんですけれども、素人が手を出すには危険と判断。

んー、困ったなー。
こんなときは、現場に戻ってみるべきだと、直感で判断し、トイレのダクト部分を見てみます。
ダクトの出口には、当然フタ(カバー)がしてあります。我が家では、カバーの外に、フィルターをかぶせています。
で、そのカバーを外してみましたところ、なんと!
ダクトとカバーの間に、もう一枚、フィルターが挟まっていたのです。そして、そのフィルターには、埃がびっしりと!!!
つまり、この「詰まったフィルター」のせいで、換気システムが機能していなかった、というわけです。
まさかそんな単純なこととは……。
フタを開けてみれば、なんてことはない原因でございました。
まぁ、汚れていた部分を掃除できたから、よしとしますか。

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