【上荻Days】EOS Kiss Digital X、復活。

去年の秋、スマホを替えたんですよ。Xperia 5IVに。
そしたらですね。カメラ機能がイマイチでして。
Xperia 5(初代)の方が、好きな画だったなぁ。アプリ(Photography Pro)も、「デジカメのようなUI」といいつつ、絞り優先がないという不思議さ。一般的なカメラアプリであるBasicモードだと、ボケが調節できるのにね。重宝してた先読み撮影もなくなっちゃったし。
そんなこともあって、スマホとは別に、持ち歩けるカメラ用意するかなぁ…なんて思いはじめたのです。
で、ちょうど机の横に、ほとんど使ってないPowerShot S200があったので、バッテリーを充電して電源を入れてみたところ、ちゃんと動いてみたので、持ち出してみました。
そしたらやっぱり……なんか合わないというか。F2.0っぽさはないし、動作に軽快感がないし。
中古でEOS Mシリーズでも調達するか……なんてウォッチしてたところ。
たまたま棚を整理していたら、見つけてしまったのです。EOS Kiss Digital Xを!
そう、こちらも買ったままそれほど使われずに、棚の肥やしになっていたのでした。
最初は、「コイツ売りとしばして、新しいカメラの資金にしようか」と思ったのですが、キタムラで価格をみたら3000円!
売値でそれだから、買取価格はさらに下!
「それなら、売るより使い倒した方がよくね?」と思い至りまして、手持ちのEF-S18-55mm F4-5.6 IS STMと組み合わせてみました。

ちなみに、キタムラだと1万ちょっとで揃えられちゃうセット(笑)
電池を充電してから電源して、試し撮りしてみたら…これはイイ!
写りはそれなりだけど、軽い(合わせて実測で800g)し、現在の価値が安いから、がんがん使って壊しても心が痛まないし……そういうい意味で毎日持ち歩けそう。

ただ、EOS Kiss Digital X自体は、あんまり使いやすいとは言えないかなぁ。いや、「使いにくいから使ってなかったのを思い出した」って感じなんだけど。
まず測距点。9点あるんだけど、測距点を選びたいなら、まず[AFフレーム選択]ボタンを押してから、ダイヤルをクルクル回さなきゃなんない。これが面倒。……ま、これは中央一点のみでAFロックしてから構図を動かせば回避可能。
次がISO感度。「絞り優先」とかの応用撮影ゾーンだと、ISO感度の設定が手動!
どっちも、全自動で撮影すれば問題にならないので、「やっぱりKissはそーゆーカメラ」なんだろうなぁ。
ただ、そうしためんどくささえ回避すれば、「小さくて軽い」っていうのは大きな武器。
そりゃまぁ、コンデシやミラーレスの方が小さいけど、「小さすぎて操作しにくい」ってこともあるわけで、Kissのサイズは絶妙だなぁと。

それなりの経年劣化はあるので、そんなに長く使えるわけではないだろうけど、「たいして使われないまま廃棄されるよりはマシだろう」くらいの気持ちで、遅ればせながら使い倒してみよーと思います。

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