【モトブログ】奥多摩ソロツー

ぽっかり時間ができたので、「ソロツーに行こう」と思い立ちまして。
で、ウチの目の前に青梅街道が走ってるんで、そのまま奥多摩方面に行こうと決めたのでした……が。
Googleでルートを調べてみると、下道と高速を使うルートが出てきて、若干だけど関越-圏央道を使うルートの方が早い!
若いころなら、「10分程度の差なら下道でしょ」と思っちゃってたところだけど、いい年なので「無駄な疲労を、往復3000円程度で回避できるなら安いモノ」と判断し、高速を使うルートに決定。
で。
奥多摩なら、「奥多摩周遊道路」ってバイカーの聖地があるわけだけど、「本気で峠を攻めたい人以外立ち入り禁止」な雰囲気あるからねぇ。
のんびり走ってもいいんだろうけど、対向車線からバイクがぶっ飛んでくることも日常茶飯事っぽいから、今回はパス。
となると、そのまま青梅街道を山梨方面に進むしかないので、目的地は、道の駅たばやまに決定。
いや、温泉に入りたいわけでも、鹿肉が食べたいわけでもないんだけど、距離的にちょうどよさそうなんで。

とゆーわけで、わんこを動物病院に預けてから、10時ごろ出発。
……したんだけど、練馬(大泉)インターまでが長い!
念のため給費して、そのまま環八上がっていこうと思ったら、故障車がいるとかでいつも以上の大渋滞。
しょうがないから、八丁通り経由で大泉インター目指したら、こっちはこっちでノロノロ。
たかが7Kmに1時間近くかかりやんの。まいったねぇ。

で。しばらくは高速だから楽チン……かと思いきや、意外と風があって意外と体力を消耗。
さらに圏央道はトラックばっかりで、精神的にも疲労。
狭山PAで小休止したけど、もう帰りたい気分(笑)

青梅ICを降りたら、カーナビに従う…つもりだったんだけど。
Yahooカーナビが、大きくて新しい青梅街道じゃなくて、狭くて混んでる旧青梅街道を走らせたがってげんなり。
Yahooカーナビ、ナビをスタートさせると、俯瞰表示になって見やすいんだけどね。。。

青梅駅を過ぎると、交通量も減って、いい感じのくるくる具合に。
そっから先は、楽だったなー。
もっとくねくねしてるイメージがあったんだけど、終始すんなり。XSR700の走りやすさは、多分にあると思うけど。
走りやすくはあるんだけど…どこかチグハグでもあるんだよなぁ。
4速で走ると、ひらひらしてワインディングらしく軽快なんだけど、カーブの途中でどこか心もとない。おそらく、タイヤ的要因。
で、3速にすると、カーブでも安心なんだけど、カーブを出てアクセルを開けようとするとヒヤヒヤ。なんかぶっ飛んでいきそうな感じで。だから、「アクセルを開けていく」というより「アクセルのほんのちょっとずらしてキープ」みたいな感じ。
もうちょっとグリップのいいタイヤ履けば、4速でゆるゆる楽しく走れそうだなー。

…なんて感触を確かめながら走っていたら、無事に目的地へ到着。

とはいえ、温泉に入りに来たわけでもないし、お腹も空いてるわけでもないので、しばし休憩ののち、さくっと折り返し。
帰りは、古里駅前を右折して、吉野街道経由で。
青梅街道より吉野街道の方が、道は広いしカーブはゆるやかだし、走りやすいねぇ。沿道にお店も多いし。

これで奥多摩へのアプローチは開拓できたな……なんて思った帰り道。
気付いてしまったのです。
圏央道使うなら、秩父の方が近くね?

……次は秩父にしよーっと。

【モトブログ】PHANTOM SPORTSCOMP

XSR700の2年点検を受けてきました。
まったくトラブルもなく…って、2000Kmしか走ってないから当然といえば当然かも。

さて。
XSR700に関して、前々から気になってたことがあるのです。
それは、あちこちのレビューと、自分が乗ってる感覚との違い。
レビューでは、「重心が高くて、ひょいひょい倒せる」というもの。もちろん、SS(スーパースポーツ)ほどではないにせよ、ネイキッドとしては…という意味で。
ところが、わたしの印象は「重心が低くて安定感があり、ステップ荷重でゆったり倒れるバイク」なのですよ。
まったく逆!
これはなぜなんだろう…と思っていたのです。
で、少し前、「しっかりニーグリップしたらどうなるんだろう?」と思いついて、試してみたのです。
それまでも、ニーグリップをまつたくしてなかったわけじゃなくて…ひざ(ふともも)より、くるぶし中心だったのです。
前後にクルマがいないタイミングをみはからって、教習所の一本橋(平均台)かのごとく、ひざ(ふともも)にがっつり力を入れてみたらなんと!
重心が高く、スパスパ倒れる感覚になったのです!
たったこれだけで、こんなに印象が変わるの!?
それで調子に乗って、ちょっとスポーティに走ってみたところ。
これがねぇ…心もとないんですよ、タイヤが。
実際に滑ったわけではないのですけど、「いまにも滑り出しそう」みたいな感触がありまして。
そのとき、なんか腑に落ちたんですよねぇ。
交差点とか高めのギアで回ろうとしたら、ちょっと不安だったり。
「大型バイクは、高めのギアでアクセルを大きく開けてカーブを通過」みたいなアドバイスに従って走ったら、妙に外に膨らんでいったり。
これらはつまり、タイヤに原因があるのではないか、と。
ま、しっかり荷重ができてない、ド素人だからっていうのもあるんでしょうけど(車体の軽さも影響してる?)。

んで。
気になって、PHANTOM SPORTSCOMPについて検索してみたのですが…なんと発売日が出てこない!
こちらの記事を信頼するなら、2006年。ミシュランのPilot Road 2が2007年だから、その世代のタイヤってこと。
新車装着のOEMタイヤだから、リプレース品と同一ではないかもしれないけど、ベースとしては「そこそこ古いタイヤ」と思って間違いないかと。
そういえば、以前タイヤについて検索していたとき、IRCのRMC810のインプレ(こちらこちら)で、「純正タイヤと変わらない=RMC810はスゴイ」というニュアンスだったけど、実際は「PHANTOM SPORTSCOMPはその程度」ってことだったんだなぁと。
いや、RMC810、いいタイヤだと思うんですよ。価格が1/2ってことを考えれば。

そんなわけで、PHANTOM SPORTSCOMPの素性は理解できた、と。
多少の頼りなさはあるけれど、普段使いでは、気になるほどではないかな。交差点やカーブでは、低めのギアを選択すればいいだけだし。
問題は、いずれ訪れるであろう、交換の時です。
ぶっちゃけ、PHANTOM SPORTSCOMPのリピートはなし。取り扱ってるお店は少ないし、あったとしても高いし。さらには廃盤っぽいし。上でも書いたけど、同レベルのタイヤでいいなら、半値のIRCのRMC810にするし。
それ以外なら、現行のXSR700に新車装着されているミシュランのROAD5が第一候補だよねぇ。
見た目がクラシカルって理由で、ダンロップのTT100GPを選ぶ人もいるみたい。ベースが評判のいいGPR300だから安心できるし。……個人的には、ダンロップと相性が悪いのでパスだけど。
となると、最近のタイヤかつクラシカルなパターンのピレリ ANGEL GT2かなぁ。

とはいえ、実際に交換するのは1~2年後だし、それまでに新しいものが出てくるかもしれないんで、地道に情報収集を続けていこーっと。

LS2 CHALLENGER Fインプレ

えー。
当たってしまいました。
LS2のヘルメット(CHALLENGER F)。
モーターサイクルショーに行ったとき、プレゼントに応募したら、当たってしまいまして。
先日、賞品のヘルメットが届きました!

中身はこんな感じ。

インナーバイザー付きのツーリングフルフェイスヘルメット。
帽体がグラスファイバーなのに、価格が控えめなのが特徴。
ま、インナーバイザー付きのヘルメットはたくさんあるわけですが。
LS2は付属品が豊富!
他社製品でも、ヘルメットを入れる袋は、ついてくることが多いですが、LSはなんとバッグつき!

ほかにもピンロックシートにメンテナンスのときなどにつかうヘルメット用の枕!
しかも枕の収納袋までついてる!

タダでもらったから言うわけじゃないけど、LS2のヘルメット、「これから教習所に通う人」におすすめ。
教習所にいくとき、ヘルメットをの持ち運びにくろうするじゃないですか。
LS2なら、最初から専用のバッグがついてくるので楽ちん……というわけ。

重さは、我が家の体重計計測で1.6Kg。
数値としては平均的だけど……いままで使ってたKAZAMIに比べれば、ずいぶんと軽く感じる(笑)

さて。
今回、サイズの指定ができたので、Mサイズをリクエスト。
OGKのKAZAMIはSサイズを使っててちょうどいい感じなのだけど、「海外ブランド品は1サイズ上を」とよく言われてるので、Mサイズを。
インナーも肌にフィットしてるけど、圧迫感はまったくない程度。ひょっとしたら、Sサイズでも入ったかも。
ちなみに、某洋品店でSHARKのD-SKWAL 2を試着したときは、Mサイズがぴったりだったなぁ。
あとSHOEIのネオテックIIを試着したときは、Sサイズだと左右から強く圧迫される感じでNG。Mサイズでも、あごの付け根あたりに圧迫感があって、ネオテックIIを購入候補から外したのよね。
ヘルメットは、試着大事だなぁ。相性があるから。

CHALLENGER Fをはじめてかぶって感動したのが、その包まれ感。
あごの骨の裏(ていうか下?)まできちんとカバーされててるのよ。

内装でいうと、メガネ用のスリットがないのだけど、そのかわりにメガネ用のバンドがついてきまして。
そのバンドをインナーにとりつけると、インナーが凹むので、それをメガネスリットとして使う方法。
……なのだけど、ちょうどいい位置にそのバンドが来ないので、バンドの仕様を断念。
位置の調節が面倒だったのと、それがなくてもメガネの使用に支障がなかったから。
メガネスリット、必要ない人もいるってことで。

スピーカーホールも一応あるのだけど……発泡スチロール部分にうっすら凹みがあるだけなので、今回はスピーカーの設置を断念。

次。実際にCHALLENGER Fをかぶって走ったインプレ。
ピンロックシートが専用品なので、視界を妨げる心配は一切なし。これはイイ!
装着するとき、妙に黄ばんでてびっくりしたけど、単に黄色い保護シートなので心配しないよーに。
これ、よく問い合わせがあるらしい(笑)

あご紐はラチェット式。金属製で安心感があるのはいいんだけど、バックルがちょっと使いにくいかなー。
かなり上の方についてるんで、外そうと思ったとき、バックルがインナーにもぐりこんでたりするのよ。
日本仕様では、ヘルメットホルダー用にD管がついてるんだけど、バックル同様インナーに潜り込むような位置にあるから、ちょっと使いにくいかなー。
ヘルメットホルダー使うなら、ヘルロックアシストは必須かも。

ベンチレーションは、割といいかも。
「被ってないのと同じくらい風が通る」ってわけではないけど、ベンチレーション開けてれば、熱のこもる感じはまったくなし。

インナーバイザーは、視界のほとんどを覆ってくれるし、動きもスムーズなんだけど…レバーの位置がちょっと使いにくいかなぁ。
右手でも左手でも、ちょっと遠いのよね。

…とまぁ、気になるところはちょこちょこあるけど、トータルでは「いいヘルメット」じゃないかと。
「これがスタンダード」というか。
ま、値段相応な部分はあるにはあるけど、全体的にはコスパいいんじゃないかなぁ。
だって、これだけ充実した装備&てんこ盛りの付属品がついたヘルメットが3万円だよ!?

「お気に入りのヘルメットを長く使いたい」って人には向いてないかもだけど、「とりあえず最初のヘルメット」とか「3年を目安に買い替えたい人」には、これくらいがちょうどいいんじゃないのかなぁ。

【モトブログ】くもり止めシートはイイ! …けど

曇り止めシートを買いました。
別になくてもいいかな…とは思ってたんですけど、ちょうどAmazonのポイントアップセールで、ポイントアップまでの金額にちょっと足りなかったんで、ついでにポチってしまいました。

今回選んだのは、RunWind

OGKでも純正のピンロックシート出してるけど、こっちの方が安いし。汎用品なので、レポするにはいいかなと。
んで。
届いてびっくり。
付属品が充実!
これさえ買えば、ほかにはなにも用意しなくてOK!
説明書には「中性洗剤で…」って書いてあるけど、ウェットシートがついてるから、なくてもいい感じ。
貼付け台紙があるので、位置決めもカンタン。…ま、最初貼り付け台紙を「シールドの内側」につけちゃって、失敗しかけたけど。
そもそも、OGKのヘルメット、ピンロックシート用のガイドがついてるんで、貼り付け台紙がなくてもいけるんだけどね。
説明書が丁寧に書いてあるんだけど、丁寧すぎて戸惑ったくらい。

貼り付けると、こんな感じに。

無事に貼り付けられたので、テスト走行。
確かにくもらない! すごい!
シートのフチが視界に入るのは気になるけど、すぐに慣れるレベル。
もちろん、耐用性は不明だけど、1シーズンしか使えなかったとしても、この値段なら納得だよねぇ。
汎用性高いし、誰でも失敗知らずで貼り付け可能だし、コスパもいいし。
標準で曇り止めシートがついてないなら、これは「絶対買うべき商品」と言っても過言ではないかも。

ただねぇ。
シールドのくもりが取れたら、今度はメガネの曇りが気になる(笑)
結局、シールドをちょっと開けることになってしまったのだけど、シールドを開ける回数は確実に減るので、それはそれでヨシかな。

【モトブログ】グリップヒーター導入。

昨年秋、カスタムしてもらったとき、USBの端子をふたつにしてもらいました。
これには理由がありまして。
ひとつめの端子はスマホの充電用、もうひとつがグリップヒーター用として使いたいと考えていたのでした。
端子がひとつだと、どっちかしか使えなくなっちゃうから。

……と、そこまでは考えていたのですが、なかなかグリップヒーターを購入できませんで。
だって…いろいろ種類があるんだもん(泣)
最初狙ってたのは、グリップに「パカッ」とはめるタイプ。だったのですが、売り切れてて、ちっとも再入荷しないので、あきらめました。
となると、ひもを使って固定するタイプ。なんだけど、ひもはゆるんできさそうだし、中華のヤツはお手頃価格だけど、ひもを通す穴があいてなかったり、開いててもすぐに切れちゃったりしそうで怖い、と。
デイトナさんも出してるけど、「お試しで」と買うにはちょっとお高いかな…ってことで保留。
そんなタイミングでみつけたのがコイツ

モノは完全に中華製品なんだけど、販売してるのは日本の業者みたいだし、いいかなと。
AmazonPrimeに対応=商品はAmazonの倉庫にある=すぐに手に入る=詐欺の心配はない…ってことだし。
コイツを選んだのは、なによりも価格。なんせ2000円台!
これなら失敗しても、心が傷まない!
あと、面ファスナー(ベルクロ)での固定ということで、お手軽!
さくっと届いたので、試してみました。

コンディションは、気温10度でデイトナのスタンダードな革グローブのみ着用。
まず驚いたのが薄さ!
薄いから、グリップに巻いてもほとんど違和感なし。
ものによっては、結構な厚みがありそうだもんねぇ。
面ファスナーでの装着も、意外としっかりしててひと安心。

USBコネクタと一体になってるスイッチをONにして、わりとすぐあったかくなったので、「あったかくなるまで時間がかかる」なんて心配はなさそう。
USBでの給電だと、パワー不足かなと心配してたんだけど、しっかりあたたかさは伝わってきまして。
「まったくあったかくならない」ってレビューもあったんで、実はちょっと心配してた(笑)
んで。
確かに、あったかいことはあったかいんだけど……正直、クルマのシートヒーターのときほどの感動はないかな。
あればうれしいけど、なくても問題ないというか、「一度使ったら、二度とグリップヒーターのない生活には戻れない」ってほどではないかと。
あればあったでうれしいから、冬の間は使うけど。
それにこの価格だから、2~3シーズンで壊れてもまったく問題なし。

それよりも。
電熱グッズ使いはじめると、「使ってない部分の寒さ」が気になってきちゃうのよねー。
今回は太もも。
これはオーバーパンツで解消できる気がしなくもない(実は用意だけはしてあるw)。
その次は、手の甲とかお腹とかつま先とか……次々と「気になる場所」が出てきそうな予感。
バイクの寒さ対策は、「どこで踏みとどまるか」が大切なのかもなぁ。。。