難攻不落のlinuxBean

【サブノート復帰計画】

無線LANも、Synapticパッケージマネージャで無事インストールして、使える体勢がととのったlinuxBeanですが。
なにか違和感があります。
そう、アイコンと文字が、異様に大きいのです。
ターミナルから、「xdpyinfo」コマンドを入力してみると、どうやら171dpiに設定されているようです。ちなみに、Windowsでは96dpi、Macでは72dpiです。
Linuxの標準値も72dpiですが、どうも2133のディスプレイサイズ情報がきちんと伝わっているらしいのです。確かに、2133の解像度と実サイズから計算すると、171dpiになります。
計算上のdpiと、使いやすいdpiは、別物なのです。
というわけで、dpiの設定を変更します。
実は、LinuxMintも同じ状態になってまして、そのときは「外観」に「カスタムDPI設定」という項目があって、そこから簡単に修正できたのでした。
ということで、linuxBeanでも同じものにあたる「ルックアンドフィールを設定します」の中には、DPIの設定がみあたらないのです。
これは困った!

こんなときにやるべきことは決まってます。そう、ググるのです。
ググった結果、どうやら「Xorg.conf」というファイルで設定できるらしいことが判明。
そのファイルを探してみるのですが……あるべき場所にないのです。
さらにググると、別の場所にあるケースを発見。ウチも、別なところにあったので、そこに設定を書き加えて、本来あるべき場所に保存して、再起動。
……はい、変わりません。
どうやら、「Xorg.conf」を使ってないらしいのです。
それから、ずいぶんいろいろと変更方法を探してみましたが、うんともすんとも言いません。
あるディストリビューションでは簡単にできたことが、別のディストリビューションではかくも難しいなんて!

そしてワタシの結論。……あきらめました。
わかんないもんは、わかんないんです。
で、あちこちの設定をいじって、フォントやアイコンのサイズを、それぞれ小さくしました。
実物のディスプレイから計算されたdpiで動いてるわけで、たぶんこのルートが既定路線なのでしょう。でも、設定するべき場所が散らばってて、めんどくさいこと。
まぁ、苦労はしましたが、こういうトラブルシューティングは、対象物の理解を深めるのには役に立つわけで、得るものもあったし……と安心したときに、次のトラブルはおきたのです。

Comments are closed.