18年10月の売上雑感

10月の売上がまとまったんで、コメントなど。

◆10月のベストセラー
1位 コーチは教えてくれない【クロール】のコツ
2位 コーチは教えてくれない水泳のコツ
3位 一生水泳を楽しむコツ
3位 コーチは教えてくれない【平泳ぎ】のコツ

◆終了!?
一生水泳を楽しむコツ」が、ガクンと落ちて、早くも終了の気配。
…ま、もともとは「売りたい本」というよりは「戦略的商品」だから、「こんなもんでしょ」という気も。

◆思ったほど…
普段は動かないタイトルが、ちょこちょこ動いたりして、わくわくしながら集計したのですけど、総数は9月から微減。
どうもうまくいきませんのぉ。。。

◆賞味期限
電子書籍は、売れる本は1年以上売れ続けるので、紙の本に比べれば長いと思っているのですけど、それでもゆるゆると落ちていくことには変わりないわけで。
となると、「コーチは教えてくれない【クロール】のコツ」とかの分冊版も、そろそろ賞味期限が切れる頃かな、と。
今月には、8月から企画していた「大型新刊(モドキ)」を出すことになるから、そこでカバーできるとしても、「売上倍増」みたいなことにはならないわけで。
こういう「その場しのぎ」じゃない、「抜本的改革」をしなきゃダメなんだろうなぁ。
なーんもアイディア出てこないけど(泣)

【Web内覧会】キッチン

お次はキッチン。

普通の壁付けI型なんだけど、吊戸棚なしで、壁を100cm・ワークトップを90cmにしたら、なんかアイランドっぽくなっちゃった(笑)
狙ったわけではないんですけどね。
嫁が「どうしても吊戸棚はいらない」と主張しまして。
これも「広く見せる工夫」ではあるのですけど。
前のマンションでは、吊戸棚を目一杯使ってたからどうなるかと思ったけど、パントリーあるし、壁側の収納増やしたし、そもそもキッチンの収納力が上がってるし…ってことで、「吊戸棚がないから困ってる」ってことはないかな。

内側はこんな感じ。

クリナップのクリンレディ(現ステディア)で、ワークトップは人工大理石。
前のマンションでもクリンレディ+人工大理石の組み合わせだったんだけど、期せずして同じものに。
「気に入ってたから同じものに」ってことはまったくないんだけどね。
扉面材は、悩みに悩んでルナレッドに。ルナブルーと最後まで迷って、ショールームでサンプルを持ってあちこち歩き回った(笑)
サンプルだけだと、ルナブルーの方がいい色だったんだけど、キッチンの扉になるってことは、光が直接あたるわけじゃないので、きっと扉にしたらルナレッドの方が落ち着いた感じになる……と思って選んだら、大正解。

シンクは、嫁のリクエストで「流レールシンク」に。
水が流れていくのを見るのは楽しいけど、それ以外のメリットは正直感じない(笑)
ただ、サイズ感はちょうどいいかな。標準はシンプルなシンクだったんだけど、サイズが大小あって、小だと小さいし、大だと大きい(作業スペースが減る)ので、流レールシンクで正解だったかな。

オプションで流レールシンクを選んだのはいいんだけど、ワークトップに人工大理石を選んだところでトラブル発生。
いや、カタログには「流レールシンク+人工大理石は○万円」って記載があるんだけど。
そこには「どんなワークトップを選べるか」が記載されてなくて。
あとから、選べるワークトップに限りがあることが判明。
オプションブックの価格で選べるのは、「ソリッドのホワイトまたは花柄」だけで、ほかのものにしようとすると「さらにプラス十数万円」という見積りがでてきまして。
「ソリッドのホワイトまたは花柄」と、ひとつ上のグレードのワークトップ、定価ペースだとそんなに価格差ないのに!

たぶん、メーカーとビルダー(建設会社)の間で、「これとこれとセットの場合はいくら」みたいな契約をしているんでしょうなぁ。そこから外れると、定価で買うしかなくなっちゃう、と。
しょうがないので、花柄にしました(笑)
セミオーダー住宅は、割安だからこーゆー落とし穴もある、と。

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【書評】タイトルに偽りあり! ―フラノマルシェの奇跡

杉並区の図書館で利用者登録したついでに借りてきた本なんだけど……これがめちゃめちゃおもしろかった!
まず、文章が読みやすい。
おちゃらけるところと、まじめに解説するところのバランスが絶妙。

さて。
この本は「フラノマルシェ」開設までの道のりを描いたノンフィクション……なんだけど。
こういう本って、「成功した自慢話」になりがち。なんだけど、そうなってないのがすばらしい。
これは、文章力がすごいのもあるけど、それ以上に「自慢話をしたかった」わけではないことが大きいんだと思う。
なんでそうならなかったのか。
フラノマルシェの立地は、幹線国道と駅前商店街の交点。商業施設の立地としては100点。
もともと病院があったところで、病院が移転した跡地。
普通なら「そこになにを作るか」からはじまるんだけど、富良野の人たちは違った。
最初から「そこをどう利用するか」という視点だったのだ。
「中心市街地を活性化させたい」というのがゴールであって、「跡地になにかつくる」がゴールではなかった……それが最大の理由だと感じた。
「道の駅にすればいいじゃん」というスタンスだったアドバイザーより、「跡地施設を起爆剤にする」という街の人達の方が、一歩先を行ってたわけだ。
そしてそれが、「キーパーソンが、先進的な人だったから」ではないのも、大きなポイントだと思う。
「お役所まかせにせず、自分たちの手でまちづくり」をするというDNAが、富良野にはあったというのも大きいと感じた。
フラノマルシェ成功の最大の要因は、「日頃から、まちづくりについて議論を交わしていた」ことであり、それゆえ「跡地になにかをつくることがゴールにならなかった」ことなのではないか、と。
そういう意味で、この本の「フラノマルシェの奇跡」は、タイトルに偽りありだ。
だって、奇跡じゃなくて「必然」だもの。

【Web内覧会】2Fダイニング

階段を上がると、そこがダイニングです。
…といっても、2Fは「ほぼ1フロア」なんだけど。

階段を吹き抜けにしたことで、ダイニングが広く見えるんですよ。
この効果は絶大!
ホントは、窓を4枚並べて「カフェのテラス席風ダイニング」にしたかったんだけど、
「耐力壁が必要だからダメです」
って言われちゃった(泣)

奥に見えてる扉がパントリー。
キッチンとは離れてるけど(笑)
いや、このパントリーが超絶便利!!
いままで、LDKに物置があるところに住んだことがなかったんだけど、LDKに物置は必要だねぇ。
意外とキッチンに収納力があるんで、食料庫というよりは「倉庫」になってるけど。

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【Web内覧会】階段

そろそろ2階に……いく前に階段。
「U字階段はイヤだよね」と夫婦の間で一致してまして。
U字階段って、階段単体のスペース効率はいいのかもしれないけど、階段の上下がデットスペースになりがちだし。
「階段上は物置」ってプランもいくつか見たけど、使いにくそうで。
あと、基本的に四角いフロアに、正方形の階段室を入れると、ほかの部屋がうまく配置できなかったり。
んで。
ウチは「細長いコの字型」になりました。直線にするには、大きさが足りなかった(笑)

階段の高さ(蹴上)は19cm。標準仕様では21cm(確か。22だったかも)だったんだけど、どうしても20cm未満にしたくて。
蹴上を低くする=段数が増える=長さが必要になるってことになるわけですが。
最初、担当設計士さんが「その長さは確保できない」とか言ってまして。
「ここの形をこう変えても、建ぺい率はクリアできるハズ」と説得して、なんとか蹴上を20cm未満にすることができました。
設計士が「できない」と言っても、ミスしてる(思い込んでる)ケースはあるのですよ。
特に、「10件同時進行」なんてことがザラな、セミオーダーでは。
根拠もなく「こうして!」というのは、単なるわがままだけど、きちんと調べた上で「こうだからこれはできるハズ」と主張はした方がいいのかなと。そのためには、きちんと調べなきゃダメだけどね。
で。
「蹴上19cm」ですが。
まったくキツくないです。フツーに使えます。
60歳超えたら、どう感じるかはわからんけど(笑)
ただ、「20cm超えたらキツいだろうな」とも感じます。
2階リビングに対して、「階段の上り下りが増えるからダメ」って言う人は、蹴上が高い家に暮らした経験があって、トラウマになってるんじゃないかなぁ。

さて。
階段は「階段の下と上のスペースをどう使うか」がポイントなわけですが。
ウチの場合、階段下はトイレと物置、階段上は…コレです。

そう、吹き抜け!
「スペースが活用できてない」と思うでしょ?
実は、ここが抜き抜けになってることがポイントなのですよ。
ある意味、最高のスペース活用術というか。
その理由は……また次回。

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