【水泳日記】ナローゲージ泳法

去年のリオ五輪あたりから、Frを見てて「おや?」と思うところがありまして。
いや、ストレートアームの人が、思ったより少ないわけですよ。
かといって、完全なハイエルボーってわけでもなく。
あれはどういうコトなんだろう…と、観察を続けていたわけですが。
今年の世界水泳を見て、「おそらくこーゆーことなんだろう」というポイントが自分なりにみつかりまして。
そうして観察してきたことを、自分で試していくうちに、「新しい泳法」ってほどではないけど、ひとまとまりになったので、メモしておこうかな、と。
※あくまでも「わたしなり」なので、ほかの人がためしてうまくいくかはわからないのでご了承を。

■エントリー
エントリーは、肩の延長線上に。
エントリーしたら、肩を沈めるのがポイント。
ローリングってほどじゃなく、「肩の上に水を通す」イメージ。
肩の上を水が流れるってことは、その分の抵抗を逃したことになるから。

■キャッチ?
キャッチは腕全体…というか、「脇の下から指先まで」を1枚の板のつもりで。
その板で、水を押しつぶす感じ。
キャッチというよりプレス。
反対の腕が、リカバリで一番高い位置でプレス。
このプレスが、かきの始動。

■プル-プッシュ
かきはじめたら、一瞬だけ「ひじを残す」意識だけしたら、すぐにひじを入れる。
手の軌道は、体のラインから出ない程度。
ぶっちゃけ、乳首のライン(笑)
このラインは、左右に2本できるから、2軸ベースではあるんだけど、幅が狭いので「ナローゲージ」と呼ぶことに。
この動きは、できるだけ直線的に。できるだけ「ひとつの大きな動き」で。
いままでの泳ぎ方で言ったら、キャッチもプルもプッシュも、すべてひとつの動作にしちゃう感じ。

■フィニッシュ
フィニッシュは、かききらない。
ひじから下を振り切らない。
途中でひじを水上に上げちゃう。
振り切っても、途中で上げても、ひじから下の動きは、大差ないから。
むしろ、振り切ってからひじをあげると、ひじから下を進行方向に動かさなきゃいけないので、その分、逆向きの推進力になっちゃう…気がする。

■リカバリ
フィニッシュの途中でひじをあげるから、リカバリは必然的に「ハイエルボー」っぽく見える。

ポイントは「プレス」かな?
ここ失敗すると、「手先の泳ぎ」になっちゃう。
そこがうまくいけば、あとは素直に「大きく回す」だけ。
フィニッシュは押し切っちゃっても大差ないけど、いいタイミングで抜くと、めっちゃスムーズで気持ちいいのよね。
しばらくはこの泳ぎ方でいきます!

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