【水泳日記】ストレートアームとハイエルボー

お昼からさくっと。

○300
・up 100
・Switching-Act.2/Fr 50×4

仕事の真っ只中なんで、軽く体を動かしたかっただけなので、このメニュー。
それにしても、短すぎだけど(笑)
でも、収穫はいっぱいあったなー。

Fr。
少し前、話題になったのが「ストレートアーム」。リカバリーのときに、腕をまっすぐするか、それともひじを曲げた「ハイエルボー」にするか、という問題。
流行れとしては、ストレートアームなのかもだけど。
これって、ナンセンスだなーっていうのがわかった。
キャッチ重視のクロールだとストレートアームになるし、ストローク重視だとハイエルボーになる。これが、わたしの結論。
だから、「ストレートアームがいい、ハイエルボーがいい」という話ではなくて、「キャッチを重視するか、ストロークを重視するか」という問題なのだ。
そして、どっちがいいかは、その人の向き不向きだったり、レース距離だったりで変化するものだし。
それどころか、1本の間で変わったっていい。今日、スタート直後にキャッチ重視で加速して、その後ストローク重視で巡航したら、楽だったもん。
要は「使い分け」なわけで、どっちが正しい・間違いとか、どっちが新しい・古いってものではないってこと。
「同じ泳法でも、いろんな泳ぎ方があっていい」って認識、とても重要な気がしてきたなー。

Br。
Facebookで、北島康介の動画を見たら、手が開く前に、思いっきり顔が上がってて、苦笑いしてしまったのだけど。

まぁ、ああいう環境だし、いつも通りってわけにはいかないよねぇ。
「キング」と呼ばれた人でさえ、安全に泳ぐ時は頭が先に動いてしまうってことに、ちょっと安心。
で。
今日ゆっくり泳いでたら、水をかき込むときに下っ腹に力入れたら、いい感じになった。
そうすると、自然にズンっと上半身が持ち上がる=顔が上がるっていうのが、楽しかったなぁ。
これから「Brのリズムは、下っ腹でつくる」ってことにしよう。

Ba。
ゆっくり泳いだので、今日は胸の筋肉を伸ばすことを重視。あ、リカバリーのときね。「手を遠くに」だと、中心軸の向こうに手がいっちゃったりするけど、「胸を伸ばす」だと、その心配がないし。
これがしっかりできると、ホント気持ちよく泳げるんだよねぇ。ここはサボらないようにしなくちゃだわ。
んで。
プールサイドで、プッシュの練習をしていたのだけど。
手を胸の前に置いて、手の平は下に向けて、肘は張って。そのとき、ちょっと膝をまげて置く。
で、プッシュと同時に、胸を開いて(肩を引いて)、膝をのばして、プッシュの雰囲気をつくる、と。手の平が、腰かおしりの脇にくればOK。
で、そのシャドープルを左右数回やってたら、「なんだかこれって、アイドルダンスみたいだな」とか思って、おもしろくなってしまいまして。
リカバリーもそうだけど、背泳ぎって、アイドルダンスなのね。
背泳ぎの選手って、美人さんが多いから、意外と背泳ぎ=アイドルダンスってイメージ、悪くないかも。

Fly。
たまに顔を合わせるお嬢さんが、T置センセの個人レッスンを受けてまして。
その様子をみてたら、どうもプルのタイミングが遅いんだよねぇ。
自分もウォーキングをしながら、プルの練習をして、確認してみたのだけど。
「プルのタイミング」っていうと、「かきはじめ」をどうしても意識してしまうけど、大事なのは「かき終わりのタイミング」なんだってことに気付きまして。
そりゃまぁ、体が一番浮いたときに、腕が水から出るのがいいわけだから、そうなるんだけど。
プルの速度や体の沈んでる時間は、人によって、レベルによって、泳いでるテンポによって変わってくるわけで、そうすると「かきはじめのタイミング」は、全部バラバラになるんだよね。「かき終わり」のタイミングが合うようにするためには。
「初心者のうちは、早くかきはじめた方がいい」と思っていたのだけど、それはこういう原理だったのかと、スッキリ。
これで堂々と、「初心者は、早くかきはじめなさい」って言える。

いろいろ考えながらだったけど、今日は泳いでて気持ちよかったなー。
記録を伸ばすとか、大会で上の順位に、とか、そういう目標がない分、こうやつて楽しさを、ときどき実感しないとね。

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