最近の無料キャンペーン

一生水泳を楽しむコツ」の無料キャンペーンが…まだ終わってないのですけど(笑)
無料キャンペーンの傾向について書いておこうかな、と。

無料キャンペーンがスタートして24時間以内に、

20DL→総合100位以内
50DL→総合20位以内
100DL→総合ひと桁

…という感じのようです。
立て続けに無料キャンペーンやって、同じ傾向だったんで。
100位に入ってない本は、「DL数20以下」ってことです。
最近は、「無料キャンペーン後に売れる」ってこともほとんどないので、「はっきりした目的がない限り、無料キャンペーンはやらない方がいい」ってことかも。

じゃあ、なんでわたしが無料キャンペーンをやったのか、といいますと。
ひとつは、広告を見せるため。
一生水泳を楽しむコツ」の巻末には、「コーチは教えてくれない水泳のコツ」の広告を入れました。
無料で「一生水泳を楽しむコツ」を読んだ人が、「コーチは教えてくれない水泳のコツ」を買ってくれれば…というのが狙いです。
ま、黙っててもコーチは教えてくれない水泳のコツは、それなりに売れるのですけど、一生水泳を楽しむコツの無料キャンペーン後、売上げは上向きなので、多少効果はあったかと。
それともうひとつは、販売数の底上げ。
あくまでも推測ですが、有料販売後でも無料キャンペーン時のDL数が「過去の販売数」としてカウントされているんじゃないかと思ってます。順位がアップして、告知できる順位になれば、広告する機会が増える……という狙い。
ウチは基本的に「カテゴリーで10位以内」が、ランクインを告知する目安。その機会を増やしたいわけです。
とはいえ、総合100位以内に入らないと、ダウンロードも伸びないわけで。
一種のギャンブルですけど、それなりに告知して総合100位に入らないってことは、「そこまでの商品力」ってことなのかなと。

ところで。
今回無料キャンペーンをやってみて、いままでと変化したことが。
Amazonの商品ページには、「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」というパーツがあるのですが。
ここにですね、おそらく「インディーズ無料マンガ」でアップされたであろう作品が、ずらーっと並んでいたわけです。
電子書籍市場においては、マンガが圧倒的なのは知ってましたが、まさか「インディーズ無料マンガ」がここまで勢力を伸ばしているとは!
いや、有名作品の無料キャンペーンが、たくさんダウンロードされるのはわかるんですよ。
でも、今回「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」にならんでいたのは、「えっ、それ!?」というようなものが多くて。
「無料のマンガであれば、なんでもいい」状態。「絵のうまい・ヘタ」とか「おもしろそう」とか、そんなの一切関係なし。「無料のマンガであればOK」なんだろうなぁ、と。
「文字モノの本」を避ける傾向は、なかなか根深いものがある気が。
SNSの普及で、かつてないほど文字を読む時代になりましたが、「そこから文字の本へ」ではなく、「普段文字ばっかり読んでるから、わざわざお金を払って読みたくない」なのかも。
だとすると。
これからもっと、厳しい時代になる予感が。。。

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